会員名簿
令和6年9月現在
正会員:30大学
賛助会員:29社
正会員
賛助会員
【テンプレート】役員名簿
役員名簿
令和2年4月現在
順不同・敬称略
※本協会理事は非常勤である
役職名 | 大学名・役職名 | 氏名 |
会長 | 岩手医科大学理事長 | 小川 彰 |
副会長(病院部会担当) 副会長(教育・研究部会担当)副会長(総務・経営部会担当) |
東邦大学理事長 昭和大学理事長 聖マリアンナ医科大学理事長 |
炭山 嘉伸 小口 勝司 明石 勝也 |
企画委員会委員長 | 関西医科大学理事長 | 山下 敏夫 |
業務執行理事(総務・経営担当、広報担当) 業務執行理事(教育研究担当) |
久留米大学理事長 順天堂大学学長 |
永田 見生 新井 一 |
理事・顧問 |
東京慈恵会医科大学理事長 |
栗原 敏 |
理事 |
日本大学医学部長 獨協学園理事長・獨協医科大学学長 近畿大学医学部長東海大学医学部長 産業医科大学理事長 |
髙山 忠利 吉田 謙一郎 松村 到 |
相談役 |
学校法人川崎学園学園長 獨協学園名誉理事長 |
川﨑 明德 寺野 彰 |
監事 | 元昭和大学事務局長 元聖マリアンナ医科大学監査室長 |
越石 孝一 清水 富士雄 |
事務局長 | 日本私立医科大学協会事務局長 | 小栗 典明 |
ご挨拶
本協会は1954年当時の既設13大学の私立医科大学学長・病院長が一堂に会し、大学並びに病院の運営に関する共通の問題点を討議する学長・病院長会議として組織され、1973年文部大臣から社団法人として設立許可を受け、日本私立医科大学協会として活動を行っておりました。その後、公益法人制度改革に伴い、2011年9月に一般社団法人日本私立医科大学協会に移行して運営を行っております。
2024年7月現在、協会加盟大学は30校となり、この30校には、本院30、分院56、計86大学病院があり、全国国公私立大学の医療系教員の65%が私立医科大学病院で勤務し、未来の医療人を育成するアカデミアとして貢献しております。
本法人の目的は、定款上「私立医科大学の重要性に鑑み、診療・教育・研究および経営に関する研究調査ならびに会員相互の提携と協力によって、私立医科大学の振興を図り、その使命達成に寄与し、もって我が国の医学および医学教育の進歩発展に貢献することを目的とする。」とあります。本協会は、この目的を達成するため、総務・経営、 教育・研究、 病院部会の3部会とこれに連なる20以上の委員会等を組織し、経営から診療・教育・研究に至る幅広い調査・研究・提言等を精力的に行っています。
また、大学病院は医師派遣機能を有し、地域医療の中核的病院として重要な役割を果たしています。
いよいよ2024年4月より医師の働き方改革がスタートしました。多くの課題を残したまま医師の時間外労働の上限規定の中で、大学病院としての機能を果たすために、その運営、強化に努めて参ります。
現在、我が国の私立医科大学における医学・医療を巡る環境は極めて厳しいものがあります。医の倫理、医師の地域偏在・診療科偏在問題、医療における控除対象外消費税負担問題、医療安全対策、感染症対策等、多くの課題に直面しています。
さらに、シームレスな医学教育改革と共用試験の運営とその質の問題、大学院の進学率の低下、専門医制度への取り組み等、さまざまな課題を抱えています。
私立医科大学病院は、国民の疾病構造の変化、高齢化社会の到来、医療に対する国民のニーズの多様化など、複雑多岐な医療環境の変化にも対応しながら自力で大学病院経営を考えなくてはなりません。
これらの非常に重要な諸問題が山積する中、協会加盟各学校法人は他の関連機関と連携し協力の下、国民が求める高度な診療・教育・研究に全力を傾け、私立医科大学・医学部の発展に資する活動を展開して参る所存です。
関係各位の絶大なるご支援を切にお願いする次第です。
一般社団法人 日本私立医科大学協会
会 長 炭 山 嘉 伸
役員名簿
役員名簿
令和6年4月現在
順不同・敬称略
※本協会理事は非常勤である
役職名 | 大学名・役職名 | 氏名 |
会長 | 東邦大学理事長 | 炭山 嘉伸 |
副会長(教育・研究部会担当) 副会長(総務・経営部会担当) 副会長(病院部会担当) |
昭和大学理事長 聖マリアンナ医科大学理事長 順天堂大学理事長補佐 |
小口 勝司 明石 勝也 新井 一 |
企画委員会委員長 | 関西医科大学理事長 | 山下 敏夫 |
業務執行理事(総務・経営担当、広報担当) |
久留米大学理事長 |
永田 見生 |
理事・顧問 |
東京慈恵会医科大学理事長 |
栗原 敏 |
理事 |
岩手医科大学理事長 大阪医科薬科大学学長・副理事長 北里大学医学部長 藤田医科大学理事長 兵庫医科大学副理事長 愛知医科大学理事長・学長 福岡大学副学長 獨協医科大学学長 東海大学医学部長 |
祖父江 憲治 佐野 浩一 浅利 靖 星長 清隆 野口 光一 祖父江 元 吉満 研吾 吉田 謙一郎 森 正樹 |
相談役 |
順天堂大学理事長 獨協学園名誉理事長 |
小川 秀興 寺野 彰 |
参与 |
東邦大学名誉教授 |
小山 信彌 |
監事 | 元昭和大学事務局長 元聖マリアンナ医科大学監査室長 |
越石 孝一 清水 富士雄 |
事務局長 | 日本私立医科大学協会事務局長 | 小栗 典明 |
定款(抜粋)
第1章 総則
(名称)
第1条
この法人は、一般社団法人 日本私立医科大学協会という。
(事務所)
第2条
この法人は、事務所を東京都千代田区に置く。
(目的)
第3条
この法人は、我が国の医学教育及び医学研究の機関としての私立医科大学(医学部を設置する私立大学をいう。以下単に「私立医科大学」という。)の重要性に鑑み、私立医科大学の教育、医学研究及び経営に関する研究調査並びに会員相互の提携と協力によって、私立医科大学の振興を図り、その使命達成に寄与し、もって我が国の医学及び医学教育の進歩発展に貢献することを目的とする。
(事業)
第4条
この法人は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。
- 私立医科大学の財政基盤に関する調査研究
- 私立医科大学における管理運営および経営に関する調査研究
- 私立医科大学における教育に関する調査研究
- 私立医科大学の教職員の福祉厚生および向上充実に関する調査研究
- 私立医科大学の教職員に対する研修会の開催
- 私立医科大学の学生に対する生活向上に必要な援護
- 医学および医学教育の国際交流
- 全国の希望者に対する広報誌の刊行
- 私学関係諸団体との連携、協力および援助
- その他目的を達成するために必要な事業
(公告)
第5条
この法人の公告は、電子公示により行う。
ただし、事故その他やむを得ない事由により電子公示による公示をすることができない場合は、独立行政法人国立印刷局が発行する官報に掲載する方法により行う。
第2章 会員
(種別)
第6条
この法人の会員は次のとおりとする。
- 正会員:この法人の目的に賛同する私立医科大学(医学部)を設置する学校法人はその法人の理事長、理事及び私立医科大学(医学部)の学長、医学部長、附属病院長並びにその法人の教職員であって特に定めた者のうちから五名を正会員として届け出るものとする。
- 賛助会員:この法人の事業を援助する個人または法人
- 名誉会員:この法人に特に功労のあった者で総会の議決をもって推薦されたもの
(入会)
第7条
会員並びに賛助会員になろうとするものは別に定める入会規程に従い入会の申込書を会長に提出し、理事会の承認を受けなければならない。ただし、名誉会員に推薦された者は、入会の手続きを要せず、本人の承認をもって会員となるものとする。また、賛助会員は会費納入をもって会員とし、賛助会員の規程は別に定める。
第8条
─ 以下省略 ─
法人情報
概要
法人名称 | 一般社団法人 日本私立医科大学協会 |
所在地 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25 私学会館別館1階 アクセスマップはこちら |
行政府 | 内閣府 |
設立年月日 | 昭和48年9月21日 |
事業組織図 | 詳細を見る |
総務・経営部会組織図 | 詳細を見る |
病院部会組織図 | 詳細を見る |
事業目的
一般社団法人日本私立医科大学協会に加盟する私立医科大学は30を数え、教育・研究・診療の機関としてそれぞれ特色ある活動を示している。私立医科大学はわが国医学教育の約40%を担い、高度な研究水準のもとに医療の第一線で活躍する医師を多数育成して社会に送り出し、その附属病院はわが国医療の中核的病院であるばかりではなく地域社会の要請にも応えている。
本協会は、これら全ての私立医科大学が結集して創立した教育事業団体であって、固い団結と相互の信頼協力のもとに、医学・医療をめぐる諸問題に真摯に取り組み、その改善・解決に努力することを目的としている。
事業内容
今日、私立医科大学における医学・医療をめぐる環境は極めて厳しいものがあり、医学教育改革(卒前・卒後)、医学研究体制の整備・充実をはじめとして大学病院医療のあり方等々数多くの極めて困難な問題に直面している。これらの諸問題は何れも私立医科大学の財政にますます負担を強いる結果となり、大学財政は重大な危機を迎えているといっても過言ではない。かかる現状を打開するために当協会は、加盟全大学の総力をあげてその対応に取り組んでいるところである。
さらに、国民の疾病構造の変化、高齢化社会の到来、医療に対する国民のニーズの多様化、医師数削減の問題など複雑多岐にわたる医療環境の変化にも対応するなど、私立医科大学および大学附属病院の役割と責任はいよいよ重大である。
このような状況を考えるとき、当協会は医科大学関係者の意見集約に今後は止まることなく、広く各分野で活躍される人々との対話を深めることにより、私立医科大学における現状に対する理解と支持を集めて大学所期の目的達成に向けて邁進することとしている。
令和2年2月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、我が国に発生以降、国公私立大学病院における患者受入れ総数のうち、約65%を本協会加盟大学附属病院が受入れており、国策に準じて国民医療の保全・充実に誠意をもって対応し、貢献している。
沿革
その後、私立医科大学を取り巻く諸問題が錯綜、山積みしてくるに伴い、前記の会も定例開催となり、その議事内容も充実し、複雑多岐に至り、参加大学の会議に対する期待も増大する一方であった。
昭和45年(1970)以来、医科大学が次々と新設されるに及び、協会の運営は、それまでの任意の月例当番方式では到底対処し得ない状況となった。そこで昭和47年(1972)8月の例会において既設医科大学(医学部)13校により、とりあえず正式に私学団体としての定款を作成し、系統的に組織を強化し、その機能を高めて各大学の要請に応えようとする方向が提案され、満場一致で賛同を得、その後、例会のたびに検討を加え、同年12月の席上で成案が最終承認を得て、会長に東京慈恵会医科大学樋口一成学長が選任された。
この間、樋口会長を中心に日本医科大学高橋末雄理事長、順天堂大学懸田克躬学長、東邦大学浅田敏雄学長の3人が主として精力的に推進の役目を果たした。樋口会長は協会の将来のため、会長就任の最初の目標を正式な社団法人の認可におき、昭和48年(1973)2月第1回の設立発起人総会を開催し、同年3月第2回を開催し、定款案の修正可決、事業計画の具体案の検討、収支予算の再確認等を経て、4月主務官庁である文部省に設立許可申請書類一式を提出し、昭和48年9月文部大臣から設立許可の通告があり、昭和48年11月協会創立総会並びに祝賀会が帝国ホテルにおいて盛大に行われた。
加盟大学は発足当時13大学であったが、昭和49年(1974)3月第2回春季総会において、昭和45年から昭和47年にかけて設置された新設医科大学(医学部)の13大学の加盟が承認され、加盟大学26大学となり、同年5月、第3回臨時総会にて新設医科大学2校の加盟を承認して加盟校28大学となる。昭和53年第14回春季総会にて新設医科大学1校の加盟が承認され全私立医科大学(医学部)29校の加盟となっていたが、令和5年度より、新設医科大学1校の加盟が承認され、30校となり、現在に至っている。